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アドワーズの入札単価調整で目的に合わせた戦略を練る

入札単価調整はAdWordsのすべてのキャンペーンに共通するもので、クリック単価を決める要素となる入札単価を全体の戦略に合わせて一括で調整するための重要な設定です。

入札単価の基礎

クリック単価による入札は、ご自身で決めた金額がクリック単価になるのではなく、入札単価を上限として、競合よりも上回る金額がクリック単価として請求されます。

例えば自社が50円で入札していて、他社が10円で入札していれば、11円が実際にかかかるクリック単価となります。

検索ネットワークであればキーワードで入札しますが、この入札単価を様々な要素で一括して、割合(±%)により上限を引き上げたり、引き下げることができます。

「引き上げ」は利用をすると、上限の入札単価がわかりにくくなるので、基本的には「引き下げ」のみを設定して全体を整えると運用しやすくなります。

入札単価調整の種類

地域、曜日と時間帯、ユーザー属性、デバイス、などの項目に分けて入札単価調整を行うことができ、複数の入札単価調整を同時に設定した場合は、すべての要素を掛け合わせたものが実際の入札単価となります。

一つ一つの入札単価がいくらなのかを計算しながら調整するのは大変なので、大まかな方向性として、広告表示を控えたいとことに「引き下げ」の値を設定していくのが良いです。

地域

商圏が絞られる店舗の集客において、所在する市内に絞って広告を配信するのは確実に押さえておきたいところですが、お隣の市や他府県にも集客を広げたい場合は、キャンペーンを切り分けるか、地域による入札単価調整を活用します。商圏から離れる地域では来店の見込みが低くなるので、「引き下げ」の設定を行うことでバランスを調整します。

曜日と時間帯

「広告のスケジュール」から時間帯の設定を行うと、1時間単位で入札単価を調整できる時間帯を設定することができます。

問い合わせの電話を直接受けられない時間や、定休日は広告の表示を控えるために「引き下げ」の設定を行ったり、ランチタイムの前だけ「引き上げ」て広告の表示機会を増やすなど、時間帯の戦略も重要です。

ユーザー属性

年齢や性別でターゲットが明確な商売であれば、ユーザー属性による絞り込みや入札単価調整が有効です。顧客属性のデータはGoogleアカウントの利用状況により判別されるので、非ログインユーザーの絞り込みはできません。

ターゲットが女性に絞られるサービスであれば、思い切って「女性のみ」に広告が表示されるように除外設定を行ったり、20代のお客様が少ないなど統計が取れている場合は年代による「引き下げ」設定を利用します。

デバイス

BtoCがメインであればスマホの入札単価を基準にしたいのでPCを「引き下げる」など、端末の利用シーンを考えながら入札単価を調整することも必要です。

コンバージョントラッキングを行いCVRを算出できている場合は、以下のような計算で合理的に調整する割合を決める方法もあります。

モバイルの入札単価を割り出す計算式

モバイルの入札単価 =(モバイルのコンバージョン率 / キャンペーンのコンバージョン率)- 1

(例)

  • モバイルのコンバージョン率 = 4.43%
  • パソコンのコンバージョン率 = 3.96%
  • (4.43% / 3.96%)-1 = 0.118 = 12%

 

この例の場合、モバイルで最大限の収益を獲得するには、モバイルの入札単価調整を +12% に設定するのが最適です。 

成功する入札戦略

AdWordsの広告掲載は、入札形式をとっているため入札単価の設定が重要な鍵を握ります。

感覚でさじ加減を決めている方も多いですが、できる限り明確な意図を持って入札単価の調整を行い、実績と照らし合わせながらPDCAサイクルを回すと、効率の良い運用に乗せることができます。